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夢の種のブログ

報連相 ~社会人に必要なスキル~ Part 4


​(これはホウレン草。今日の話は報・連・相)

報告・連絡・相談

これは、日本での仕事における必須コミュニケーション能力です。

コミュニケーションとはズバリ、情報を共有することです。

あなたがまだ社会人になったばかりと想定して、一つ一つ、説明しましょう。
まずは、「連絡」からいきます。

平社員のあなたが連絡するとは、上司に連絡する事を意味します。
では、何を上司に連絡するのでしょうか。
それは、「これから起きる未来の事」です。

例えば、

「3時から、ミーティングがあります。」
「在庫が少ないので、注文します。」
「安全のため、看板を店内に入れます。」

すべて、数分先、または数日先かもしれませんが、「未来」に何をするか、上司に伝えます。
これが、「連絡する」事の意味です。

必要に応じて、上司以外の同僚または部下にも「連絡」します。

では次に、報告のお話です。

連絡が未来の出来事を共有することに対して、報告は過去の出来事を共有することです。

例えば、

「3時のミーティングは無事に終わりました。」
「在庫を○○個、注文しました。」
「看板を店内に入れました。」

このように、本来は連絡と報告はセットなのです。
連絡もなしに、報告だけされても上司は困るのです。

いちいち上司に言うのは、面倒くさいと思うかもしれません。
しかし、こうすることで上司が仕事の流れを確認できて、必要であれば無駄を省き、結果としてあなたの仕事の質が上がるのです。

自分が何をするかを連絡し、何をしたかを報告する。

単純なことですが、これだけで、上司から信頼される人材になります。
また上司は、部下がどんな事をしているか、さらに上の上司に「連絡・報告」することができるます。

面倒くさいからといって、連絡と報告を怠っていると、上司は疎外感を感じます。
組織で働く以上、その組織の使命があります。

その使命に沿った仕事ができているかどうか。そのチェックをし、方向性を正すのが上司の役目です。
上司を信頼し、連絡・報告を日々行いましょう。

そしてある日、連絡・報告を続ける中で、自分ではどうしようもない問題が目の前に表れます。
その時に行うのが「相談」です。

相談とは、自分の能力を超える問題が発生した時、信頼できる上司に問題解決策を教えてもらうことです。
普段からあなたがどれだけ連絡・報告を密に行っているかで、その上司との信頼関係が決まります。

どんなに能力の高い人よりも、周りの人に相談できる人のほうが、結果としてはるかにクオリティの高い仕事をすることができます。

いざという時、頼れる人に何かをお願いする時のためにも、普段から連絡と報告を習慣化することです。
そして時はめぐり、何年かのちに、今度はあなたが上司となる時が来ます。

その時に気がつくのです。連絡・報告って大事だなって。
連絡と報告をきちんとする部下に対して、あなたは信頼を寄せます。

その部下から何かを相談をされるとき、親身になって解決の手助けをするでしょう。

報連相は、組織に流れる「思いやりを生み出す成功システム」なのです。

まだ始めてない人は、今日からでも始めましょう。
味方が増えます。