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問題解決力 ~社会人として必要なスキル~ Part 9




おはようございます。翁長です。

今日のテーマは、問題解決力です。

人生は、朝起きて夜寝るまで、問題だらけです。
でも、恐れてはいけません。問題は、解決されるために起きるのです。

しかし、問題解決力を学ぶ機会は少ないものです。
この記事で、しっかりと学んでください。

問題解決力のある人は、どこに行っても誰かのお役に立つことができます。
どんな問題が起きても、慌てずに堂々としていられます。

では、問題解決力とはなにか。
大きく分けて以下の3つのステップがあります。

1.問題を見極める
2.解決策を決める
3.解決する

それぞれ、解説しましょう。

■1.問題を見極める
このステップでは、問題を定義します。
問題とは、現実と理想のギャップを言います。

だから、問題を見極めるには、自分の現在の状態と、理想とする状態を知ることからはじめます。

例えば、仕事がうまく行かないとしましょう。なんとなく仕事がうまくいかない、と感じている間は、問題は解決されません。
仕事がうまく行かない原因を追求します。

すると、嫌な上司がいたり、嫌なお客様がいたりという、人間関係が問題の多くを占めることがあります。
そこで、現実の状態を、「仕事場で嫌な人がいる。だから仕事が面白く無い」と定義します。

これだけでは問題の定義の半分です。

次に、理想の状態を定義します。
「仕事場で、魅力的な人々に囲まれている。」これを理想の状態と定義しましょう。

こうやって、現実と理想を定義すること。ここが問題解決のスタートです。
あとは、このギャップをどう埋めるか、解決策を講じるステップに移ります。

■2.解決策を決める

原因の特定ができて、理想がわかれば、解決策を考えるのは難しくありません。

今回の例でいれば、人間関係です。
嫌いな人を好きになるのはどうすればいいのか。

嫌いな上司がいたら、その上司にその旨を相談するのです。
その上司に相談しても解決しなければ、上司の上司に相談します。

その際、嫌いという感情を伝えるだけでは、相談された上司も困りますので、どうして、何が嫌いなのかを言葉にしておきます。例えば指示があいまいでどうしていいのかわからない、などです。

あなたの上司は、あなたの問題解決を手助けするために存在します。
もちろん、使命を達成するという方向性の中で。
自分を助けてくれる上司にあなたは感謝し、素敵な上司だと思うことでしょう。

仕事で嫌な人が、素敵な人に変わる、そんな解決策を探すのです。
解決策が見つかったら、最後の仕上げ、解決するステップに移ります。

■3.解決する

問題を把握し、解決策も見つかった。後は解決するのみです。

ここでは、ためらわずに、自分が決めた解決策を行動に移します。
また、解決努力をしている内に、思ったよりもうまく行かない場合も最初はよくあることです。

この場合、最初の問題把握が甘かった可能性が高いです。
何かうまくいっていないと思ったら、問題を見直し、解決策を練り直します。ビルド&スクラップです。

こうして、方向性と常に確認しながら、前へ前へと進んでいきます。

人生、様々な問題があなたの前に立ちはだかります。
しかし、その一つ一つが、あなたの強さに変わります。

人生を一つのゲームのように捉えることもできます。
目の前の敵をやっつけ、仲間を増やし、時にはボスキャラと戦います。
最初は負けてばかりですが、進んでいく内に経験値が上がります。

そのうち、どんなボスキャラが出てきても怖くなくなります。
というか、もっと強いキャラが出てほしいと望むようになるでしょう。

仕事も同じです。

仕事を楽しむために、今日の問題解決を楽しみましょう。

それでは。