私達が日々暮らし、生きることとDNAの関係
このところ、DNAのお話をさせていただいております。
なぜ、DNAの話をするのかというと、私自身がまだよくわかっていないから、整理したいのです。
そのプロセスを通して、この記事を読むあなたにお役に立てれば、一挙両得です。
では、今日もDNAのお話です。
DNAとは、どのようなものか、そのサイトをご紹介したページがここです。
DNAの仕組みはどうなっているのか。その全貌を知るサイト。|The seed of dreams --- 夢の種
その中で、人間 > 細胞 > 核 > 染色体 > DNAであるというお話をしました。
DNAは非常に小さい、身体の設計図で、その設計図は全ての細胞にひっそりと出番を待っています。
そのDNAの大きさは何と、DNA 1ナノm 0.000000001mです。
これは、0.000001mmで、1mmに100万個のDNAが並べられる大きさです。
想像すら難しいほどの、ミクロの世界です。
詳しくは以下のリンクをどうぞ。
細胞やDNA、原子の大きさって具体的にどのぐらい?
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こんな小さな世界のDNAが、私たちの生活にどのようなインパクトを与えるのでしょうか。
DNAがこの世に存在しないと、全ての生き物はいなくなります。動物も、植物も。
DNAが働かないと、それはすなわち「死」を意味します。
逆に言えば、私達が生きるということは、DNAが働き、細胞分裂を繰り返していることを意味します。
DNAは命(いのち)そのものなのです。
もちろん、DNAが働くためには、細胞がないといけないし、その細胞が活動するためには、酸素や栄養が必要で、酸素や栄養は、血液によって運ばれます。
血液は心臓が動くことで体全体をくまなく循環します。
酸素は肺でガス交換が行われ、心臓を通り、全身に。
栄養は消化器で取り入れられ、心臓を通り、全身に送られます。
全ての臓器は細胞で出来ています。
その細胞は、DNAが指示を出して、その細胞となるのです。
DNAは指示を出します。
「あなたは目になってね。あなたは筋肉になってね。あなたは骨になってね。
あなたは心臓になってね。あなたは脳になってね。」
あと、次のような指示も出します。
「あなたは男になってね」「お酒に強くなってね」「眼の色は黒ね」
このような情報をヒトゲノムマップ(人の遺伝子地図)と呼ばれ、下記のサイトでより詳細を確認できます。
このように、DNAに刻まれた設計図に沿って、私達の身体は作られ、維持されています。
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髪の毛の太さは0.1ミリ程度です。その中に、その10万分の1の大きさしかないDNAが、私達の命を司ります。
このお話は、いつか、病気の、特にがんの話や、核兵器はなぜいけないのか、などの話につながります。
DNAの不思議に圧倒されつつ、また、先祖代々受け継がれてきたDNAという仕組みに驚きつつ、今日を感謝して行きましょう。
今日はここまで。