何が起きても、生きてる間は「プラス思考」の話
"マイナス思考は困難に目を向け、プラス思考はチャンスに目を向ける。"
言葉は変わっても内容は同じです。
目の前に起きていることに対して、「良かった。」と言うこと。
これがプラス思考です。
人は言うことで、思考に影響を与えます。
一種の自己暗示です。
良かったと言うから、良かったと思えるのです。
例えば、職場や学校で、嫌なことがあるとします。
嫌なことのほとんどが、嫌な人が側にいることを意味します。
その人が近づいてくるだけで、ストレスです。
そんな時、どうすればプラス思考に転換できるのでしょうか。
簡単です。
「ああ、この人が近づいてきて良かった。」
と心のなかでつぶやきます。これだけです。
すると、脳は感情と思考のつじつまを合わせようと必死になります。
その結果、例えば以下の解釈が生まれます。
「この人は、自分を鍛えるために、嫌な役を演じているんだ。しかも無料で。」
または
「ああ、これほど嫌な人はめったにいない。心の修行になるなあ。滝に打たれると思ってこの人に会いに行こう。」
このように、「よかった。目の前で起きていることは自分にとってプラスだ。」と言います。
すると、プラスの解釈、つまりプラス思考は後からついてくるのです。
最初からプラス思考があるわけではありません。
最初はみんなリアクティブ思考。反応的な思考から始まります。
でもそれって、「考えてない」ってことでもありますよね。
今日という日は、人生で一度きりです。
「ああ、良い一日だった。」と思って過ごせるために、目の前の事、特にネガティブな事が起きた時にこそプラス思考を発揮してください。
思考は解釈です。人は選べなくても、解釈は選べるのです。
お金も時間もかからない、超プラス思考のお話でした。