The seed of dreams' blog

夢の種のブログ

親とケンカする時。 ~家族が難しいのは、愛を学ぶ場だから、の話。




親と、ケンカすることもあるかも知れません。

特に小学生、中学生、高校生の頃は、社会のルールを知らないので、ストレスがたまり、その矛先が親に行く場合があります。

親は、子供のことを思い、時に厳しく、時に優しく、あなたを諭(さと)そうとします。
しかし、それすら鬱陶(うっとう)しく思い、反発し、反抗する。それが若さです。

でも一つ、忘れないでください。
あなたの親は、あなたの幸せしか望んでいない、ということを。


~☆~☆~☆~


親だって一人の人間です。
間違うこともあります。いえ、間違ってばかりです。

親の常識が、子供の常識と違うこともあります。
親はそこを受け入れる必要があります。

子供も、親の助言やアドバイスが間違っていても、許してあげましょう。


~☆~☆~☆~


人は、環境に適応する生き物です。

今の時代と、20年前の時代とでは、環境が異なります。
今は情報化社会です。

情報に満ち溢れており、何を信じて良いのか、わかりにくい時代です。

日本人が、いや、世界中の人々が、これまで体験したことのない時代を生きています。
その環境により適応できるのは柔軟な子供たちです。

子供たちの生活をささえるのが親です。
一方で、親を一人の人間として理解するのが子供の役目です。


~☆~☆~☆~


価値判断がわかりにくいので、親が大事と思うことと、子供が大事と思うことにギャップが生まれます。
そのギャップがいつまでも埋まらず、仲違いが延々と続く場合もあるでしょう。

それでも、家族はチームです。
家族は船の乗組員です。

幸せと言う名の目的地へ向かい、気が付くと旅は始まっています。
互いに幸せになろうとしています。それなのに、互いに自分の価値をストレートにぶつけあう。

それが家族です。
だからこそ、千差万別のトラブルが起き、ケンカが絶えない日々が続きます。


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でも、それでいいのかも知れません。
社会にでると、人にストレートに何かを言えなくなります。

家族でしかできない学びがあるのです。

相手を受け入れることの難しさを学んでいるのです。
心を受け入れると書いて、愛と読みます。

愛の難しさを、家族を通して学んでいるのです。

愛を知る時、幸せは無限に広がり始めます。



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