The seed of dreams' blog

夢の種のブログ

自分のやりたい事と、お金。




好きな服、行きたい場所、美味しいもの。
自分が欲しいものは、すごくお金がかかる。

普通は、そう思います。
普通は。

この夢の種ブログは、新たな普通(常識)を創りだしています。
常識は、実は、「常に移り変わる知識」です。



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『お金はどうやって生まれたか』

数百年前は、お金がない時代がありました。
ある日、金細工などの貴重品を扱う人々がいました。

その人達は、仕事柄、大きくて頑丈な金庫を持っていました。

普通の人達も、金や銀のような貴重品を持っていましたが、いつ泥棒に盗まれるかと、ヒヤヒヤしていました。

そこで、大きな金庫を持つ、金細工職人のところに行って、金や銀を預かってもらえないか?と相談しました。

金細工職人は、「いいよ」と言って、貴重品をあずかります。
その際に、預り証を渡し、誰が何を預けたかわかるようにしました。

この預り証こそ、お金の始まりです。


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金細工の職人たちは考えました。

「うーん。誰に何を預けたかを管理するのは大変だ。
そうだ、銀行券という券を作り、その額に合う金銀と交換できる、というルールにしよう!」

これが、現在のお金のシステムの始まりです。


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金細工の職人たちは、この時から自分たちを銀行家と呼ぶようになります。

銀行家は思いました。

「貴重品を多きな金庫に預かるのはいい。しかし、金庫の維持費もかかるし、警備員も24時間つけているんだ。金庫の使用料を取らないと割に合わないや。」

そこで、金や銀などの貴重品を預けてくれる人には、お金を少し支払い、逆にお金を借りたいという人からは、少しお金を取る事にしました。

これが、利子の始まりです。


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さて、お金の成り立ちについて、簡単に説明しました。
そんなお金は、今私達の生活のほぼ全てに関わっています。

水も電気も仕事も食べ物も服も住むところも、お金なしに成り立ちません。

しかし、かつては、お金がない時代があったのです。
お金がなければ、どんな生活だったのか、しばし想像を巡らせてみましょう。


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皆さんに、考えて欲しいので、この話の続きは、明日にします。


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と思いましたが、明日になると私が忘れてしまうかも知れないので、今書きます。

お金がなければ、どんな生活になるのでしょうか。

朝起きて、顔を洗い、食事を食べて、好きな服を着て、仕事に出かける。

そう、お金があってもなくても、今と同じ生活を送っているでしょう。

お金があるから、水があるのではありません。
お金があるから、食べ物があるのではありません。
お金があるから、服や仕事があるのではありません。

私達が必要だから、水を求め、水は自然の一部です。
私達も自然の一部です。

お金は、銀行家が作った、道具です。
その道具は、あくまでもツールでしかありません。

自分のやりたい事と、その手段であるお金を、取り違えてはいけません。


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本当に自分のやりたい事を時間の許すかぎりやりたければ、お金に依存しない生活を心がけましょう。

お金をかければ、良いサービスが受けられる、いい物が買える、と思っている人は、お金というツールに心を支配されています。

お金が無くても、良いサービスは作れるし、受けられます。
お金が無くても、良い商品は作れます。

結局、全ての商品は、自然の一部を利用して作られているのです。


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貨幣経済という、今のシステムができたのは、近代になってからです。

それまでも、人はやりたい事をしつづけて、生きてきました。

それは、

新しいことに挑戦すること。
好きな人をゲットすること。
キレイな景色を見ること。
健康で元気に生きること。
友達と大笑いすること。
親兄弟と助け合うこと。
弱い人を守ること。
強い人に憧れること。
仲間と競い、自分を磨くこと。
大事な人を心に留め、思い出すこと。

一つ一つに、お金は関係ありません。
関係あると思うのは、そう条件付け(洗脳)されているからです。


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今の貨幣システムは、利便性をもたらすとともに、様々な問題を生み出しています。

そこに気がついてきた人が増えてきました。
今、お金は転換期にあります。

お金という概念が変わり、名前が変わり、別のシステムが表れます。

それが何であれ、私達の体や脳は、変化しません。
やりたい事は、心のなかにあります。

ゆらぐお金にすがるのでなく、自分の夢、健康、仲間など、お金では買えない本当の価値を見極めましょう。


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今日もあなたのやりたい事に囲まれた、素敵な一日をお過ごしください。


P.S.
今日の写真は金塊を選んでみました。
人は、金が好きなのではなく、キラキラした質感を好みます。

ものはホコリがたまるとくすみます。
キレイな布で拭いて磨くと、艶が戻ります。

掃除をして、キラキラさせましょう。
あなたも今を生きて、目をキラキラさせて生きましょう。