The seed of dreams' blog

夢の種のブログ

そのペンは誰が作っているのか。それから貨幣の話。





あなたは、この記事をスマホかPCなどで読んでいるでしょう。
私はPCを使って、このブログを書いています。

一本のペンをとっても、誰かが今日もどこかの工場で作っています。
自然に生まれてくるペンなんて、この世に1つもありません。

それは、あなたのお財布に入っている「お金」も同じ事が言えます。


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お金には、硬貨と貨幣があります。コインとお札です。

硬貨は日本政府が発行しています。
貨幣は日本銀行が発行しています。

これらのお金も、誰かがどこかで作っています。
人が作らないと、お金は存在しません。

それから、民間の銀行がお金を貸すときも、お金が作られます。

作られる、というより、2000倍の金額を作れる権利が、民間銀行に与えられています。


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民間銀行に関しては、私自身がローンを利用して家を購入した時に知った驚愕の事実です。

銀行は、すごい特権を持っています。
1円を持っていたら、1999円を作り出す特権です。

もし、銀行が1円を持っていたら、2000円を人に貸しても良いのです。
もし、2000円を返さなければ、銀行は2000円分の何かを、借りた人から取れる契約をします。

もし、銀行が1万円を持っていたら、2000万円を人に貸しても良いのです。
もし、2000万円を返さなければ、銀行は2000円分の何かを、借りた人から取れる契約をします。

お金を返せない時に、代わりに渡すものを、担保といいます。
お金も返せず、担保も返せない時、銀行が損をするのは、元手となるお金だけです。

つまり、銀行に1万円あるとして、それを根拠に2000万円を人に貸します。
その人から、数十年かけて利子を取り、銀行は儲かります。
もし、その人が逃げてしまい、担保も取れないとします。

すると、借りた2000万円に関して、銀行は騙された事になります。
でも、その2000万円は、もともと1万円だったのです。

だから、2000万円を貸して、その人が逃げたとして、銀行の損失は1万円だけなのです。
なんだか、どっちが騙しているのかわからなくなりますね。


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まあ、この事を理解するのに、私は長い時間がかかりました。

結局、銀行って、すごい利率の高い商売であることがわかります。
ちなみに、それを知ってから、銀行を作るにはどうすれば良いのかを調べました。

最低でも10億円がないと、銀行は作れないことがわかったので、しばらくこの計画は頓挫です。


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さて、その銀行にお金を貸すのが、日銀です。
民間の銀行が日銀からお金を借り、その利子を日銀に支払います。

その利子の事を、公定歩合(こうていぶあい)と言います。

日銀は、1万円を作るのに、20円ぐらいをかけます。
日銀も、利益率の高い商売をしています。
否、日本で最も利益率の高い商売をしているのが、日銀と言っても過言ではありません。

その日銀は誰が所有しているのか。
55%は政府です。

残りは、民間人です。その内訳は、非公開・・・。

戦前までは、天皇財閥や、三菱商事などの大きな会社が日銀の株を所有していたそうですが、その後、非公開になりました。

だから、今でも少なからず天皇財閥が、日銀の筆頭株主である可能性は高いわけです。


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昨日の記事の内容を補填するような記事を書いてみました。

お金の使われ方、管理の方法。
それらが透明化され、正常化されることを、心から願い、この記事を書いています。

お金の話は、とりあえずこのぐらいで終わっておきます。
興味のある方は、コメントやメールなどで教えて下さいね。
必要に応じて、連載します。脳とお金の事に関してもいつか書きたいと思ってます。

それでは、お金に左右されずに、今日も夢のタネをまいて、花咲く幸せな日々を送ってください。