人工知能にできること、できないこと。AIとの正しい付き合い方
こんにちは。おながです。
人工知能と訳されています。
これが一体何なのか、よくわからない、と中学生の男の子が首をかしげていました。
「AIが何をしたいのか、わからない。」正確には、そう言っていました。
AIが今後、何をしていくのか。
AIとは何か。人間は何をしていけるのか。
こんなことを、お話ししたいと思います。
まず、最初に言いたいのは、AIは、世界を変えていく技術です。
コンピュータは世界を変えました。
その延長線上にあるのが、AIです。
AIは道具です。だから、人が使うものです。
英語学習を例に考えてみましょう。
これからは、通訳や翻訳のような仕事は減っていくでしょう。
なくなることは、ありません。
でも、AIの方が、人よりも正確で速く英訳または和訳してくれます。
それだけでなく、データをダウンロードすれば、ほかの言語も一瞬で理解できるようになります。
AIが発達することで、確実に減りゆく仕事があるのは事実です。
でもこれは、いつの時代も同じです。
大事なのは、一生続けていける仕事は何かを見極めて、その技術を高めていくことです。
AIは、訳が得意です。
それは、dog を犬というデータに置き換えます。
I have two dogs.を、私は犬を二匹飼っています。というデータに置き換えます。
これが得意なのがAIです。
逆に言うと、AIに苦手なのは、情報を作る事です。
究極な話、AIは「人間」になることはできません。
AIは、「あなた」や「あなたのお母さん」になれないのです。
AIは情報をコピーして、それを分析することに長けています。
だから、もしあなたが情報を集めるのがどんなに得意でも、AIがその仕事をあなたから奪うでしょう。
では、人間であるあなたは、何を今後磨いていく必要があるのか。
その答えは簡単です。
体験&表現することです。
何かを知って、学んで、それを、誰かに伝えていくことです。
共有することです。
AIが扱えるのは主にテキスト、文字です。
人間が感じれるのは、音、画像、におい、味、肌感覚、ぬくもり、と言った感覚であり、
また、怒り、悲しみ、愛情、優しさ、という感情もあります。
これらの感覚は、AIにはコピーできません。
だから、AIによって置き換える事ができない分野です。
AIは、この世界の面白みを、体験することも、それを表現することもできません。
それが、人間に与えられた超高性能な機能です。
それでは、今日も、この高性能な機能である「あなた」を磨いて、楽しんでください。
AIは、道具です。道具には意志も願望もありません。
あるとしたら、あなたに使われたいと思っている!のです。
では。
Takano Onaga
Onaga's English School
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